海外旅行先での通信環境、どうしていますか?
WiFiルーターよりプリペイドSIMカードが圧倒的に便利!!
私は旅行先にiPhoneとPCを持参するのですが、WiFiルーターを持ち歩くのが億劫で、いつもプリペイドSIMカードをiPhoneに入れ、PCはホテルや飲食店のWiFiあるいはiPhoneからテザリングして使用しています。
海外旅行先でたびたび散見する、WiFiルーターをレンタルしている方々…
よく伺ってみるとWi-Fiルータしか使ったことがないというご意見も…
SIMカードの入れ替え、なんとなく怖い
SIMロック解除、SIMフリー端末の意味がいまいちよくわからない
という意見も伺います。
SIMフリーの端末に現地SIMカード挿入する事の便利さを知らぬのはあまりにももったいない!
この場をお借りして、説明させていただこうというわけなのです!
- 海外旅行先での通信環境、どうしていますか?
- 海外旅行といえばWi-Fiルーターという考えが未だに消えない背景
- SIMカード vs WIFIルーター 徹底比較
- 街中やホテルでの公共Wi-Fi利用について
海外旅行といえばWi-Fiルーターという考えが未だに消えない背景
こちらはズバリ、
ゆえに、半ば食わず嫌いのような形で、WiFiルーター一択になってしまうのではないでしょうか。
とても単純明快なことですので、ぜひご理解いただきたいことと思います。
SIMカードとは何か
SIMカードってのがどこに入っている何かがわからない方、お見受けいたしますので説明いたしましょう。
「端末」と「SIMカード」について理解しましょう!
良い子の皆さんのスマホはこのようになっております。
右上にオイラの毛⁈が写っておりますがそちらは関係ありませーん。
オモロイのでそのまま残しておいてみましたw
左が「端末」、本体です。
右のちっさいICチップ、これが「SIMカード」!
よくみるとこんな形をしていまーす!
docomo、ソフトバンク、au、のメジャーどころのほかLINEモバイルですとか、UQモバイルとか、格安SIM会社続々ふえております、そのいずれか、契約したとこからもらうICチップです。
このICチップに「携帯電話番号」も仕込まれているわけですね。
スマホのどこかしらにこのSIMカードを刺すところがございまして、そこにSIMカード刺して初めて初めてケータイとして機能するのです。
通常、SIMカードとは、スマホの中に、こうして入っております。
このチップ=SIMカード=携帯電話番号 なのであり、
docomoのSIMカードであれば、docomoの電波を、SoftBankならSoftBank、
アメリカのAT&Tであればそちらの電波で繋げてくれちゃうのです!!
ちなみにこれが通常、SIMカードがトレーの中に入っている状態
リラックマたち、かわいいですね(*´∀`*)
いやいや、そんなことではないのですw
左上に「docomo」とありますね?
これがSIMカードを端末から抜いてみます。
と、どうなるかといいますと、
「SIMカードが挿入されていません」の警告
そして左上「SIMなし」と出ます。
つまり、SIMカードが入ってないとたんなるハコのみでdocomoのケータイでも何でもないんですね。
ちなみにSIMカード挿入されてない「単なるハコ」の状態でもWi-Fiにつなぐとネットはできます。「LINE通話」も使えます。
こういったカラクリになっております。
ここまでよろしいでしょうか?
SIMロック解除/SIMフリーという概念
スマホには各会社のSIMロック、というものがかかっております。
docomoショップで買った端末にソフトバンクのSIMカードを入れてもソフトバンクのケータイとしては使えないようになっているわけです。
ゆえに、海外で現地通信会社のSIMカードを挿入しても、繋がらない。
そうできるためにはSIMロック解除という手続きが必要です。
と、ここまで聞いてもうすでに頭がこんがらがっちゃうパターン。
よくわからないので、SIMカードという選択肢はもともとなく、空港などでWi-Fiルータを借りたり、現地のお店でで飛んでるWi-Fiを頼りに過ごす。
ここで時間が止まったまんまの方がまだまだ多く、海外旅行といえばWi-Fiルーターというイメージはまだまだ強いのですが、
SIMロック解除はとても簡単!!
そして現地SIMの使用というのはとても快適なのです!
SIMロックは端末にかかっているわけではありません!
SIMロックとは端末の中に鍵がかかってるとかではなく、宇宙空間のどこぞから遠隔操作的に、テレパシー的にかかってるもの。
docomoと、私の場合iPhoneなのでAppleと、どこだか詳しい言及は避けますが「サイバースペースの中」的な場所にカギがあるんですね。宇宙空間のどこかしらから遠隔操作であなたの端末がdocomoならdocomoのSIMカード以外は受け付けないように、テレパシーがかかっているのです。「呪い」みたいなものですかね。
兎にも角にも、「docomoショップ」「auショップ」などで買った端末にはたいがいこの「SIMロック」てものがかかっています。なのでdocomoショップで買った端末にソフトバンクのSIMカードを入れてもソフトバンクのケータイとしては使えなかった。
このままの状態ですと海外で「docomo以外のSIMカードを入れて使う」ことができず、空港などでWi-Fiルータを借りたり、現地で飛んでるWi-Fiを頼りに過ごさねばなりません。
しかし、SIMロックとは端末の中に鍵がかかっているわけではないと申し上げました。
インターネットでアクセスする、そのさきにかかっている鍵だと
つまり自宅で、パソコンからスマホから、なんらかの通信手段があれば、SIMロック解除の手続きが簡単にできてしまいます。
具体的にはSIMロック解除のサイトにアクセスして何ヶ所か該当箇所を記入なりクリックすると、あっという間にSIMロック解除手続きが完了できるようになっております。
ここ数年でSIMロックにまつわる規制が緩くなり、お持ちの端末を購入してから所定の期間経つと、自ら「SIMロック」を解除できるようになりました。
※ここで間違えて欲しくないのは
SIMロック解除するからといって、回線の解約をするわけではないということ!
例えばdocomoのSIMロックを解除しても、docomoさんとの契約自体を解約するわけではありません!!
SIMロックを解除しても、docomoさんとの契約は続いておりますし、docomoのSIMカードを入れている限り、docomoさんの電波を利用することはできます!!
このロックを解除すると、
海外の携帯電話会社のSIMカードを入れかえてそのまま使えます!
SIMカードの入れ替えはとても簡単!
機種にもよるのですが、たとえば私の端末(iPhoneSE)ですと、横に丸ポチがあります。
iPhoneに付属してた細い金属棒(クリップの端とかでもOK)を突っ込んで押してみます。
そうすると、中からSIMカードの入ったトレーが出てきます!
普段日本で使っていたSIMカードを海外のSIMカードと入れ替えると、その瞬間からその国の別の会社の携帯電話に早変わり!!
日本で使用するのと同じような感じでスマホを使えるようになっちゃいます!
そうすることでスマホ以外にWi-Fiルーターを携帯する必要がなくなる。
というわけなのです!
WiFiルーター、それを充電するバッテリーと合わせて、かさばりませんか?
加えて電池の持ちはスマホと一致しないので、スマホとルーターと、合わせて充電せねばならない。
SIMカード入れ替えの場合ですと、スマホだけ携帯し、スマホだけ充電すればすみます。
以上、SIMカードというものが理解できたでしょうか。
こうすることで、
選択肢が広がったわけです。
お手持ちの「SIMフリー端末」に海外の行く先々で、そこのお国のケータイ会社と契約し、その国の「SIMカード」を挿すだけであらびっくり、中身のデータはそのままで、現地のケータイ番号で、現地のケータイ料金で、現地のローカルのケータイ電話として利用が可能になってしまうんです‼︎
それぞれのお国でたとえばdocomoてきなポジションのケータイ電話会社と契約すると、僻地でもdocomoなみに電波が入って、サクサク4Gも使えて、なんてことも夢ではないのです!
プリペイドSIMとは何か
皆様日本国内ではひと月ごとに、使った後から請求きますよね?
しかーし、海外でひと月もいますか?
いや、中にはいる人もいますでしょうが、日本の皆様だとたいがい3日〜1週間、せいぜい2週間?の短期滞在とかですよね?
そんな方のために、各国の携帯会社では、5日でいくら、7日でいくらと、あらかじめ決められた日数を先払いして使う旅行者向けのSIMカードを続々と出しているのですね。先払いなので「プリペイド」SIMカードなのです!
さて次にそのプリペイドSIMカードを日本で買うか、現地で買うか?
調べる必要があります。
そう! 海外のSIMカード、日本で買えちゃうものがあるんですよ‼︎
海外各地のプリペイドSIMカード事情につきまして、こちらに詳細記事をもうけました。ぜひご覧ください!
SIMカード vs WIFIルーター 徹底比較
先に、海外旅行において端末をSIMロック解除し、各地でプリペイドSIMカードを購入、かなり快適に過ごせる可能性を説明させて頂きました。
さてしかし、今まで活躍していたWi-Fiルーター、もはや使い道はないのでしょうか?
と、思いきや、実は必ずしもそうとも限らなかったりします。
何事にも長所と短所がありますのでね。
そこで、Wi-Fiルーターの長所・短所をまとめ、あらためてSIMカードのそれと比較していきたいと思います。
Wi-Fiルーターレンタルの方がお得なケース
Wi-Fiルーターは
方法があります。
Wi-Fiルーターの長所は「複数の端末に電波を送ることができる」ところ。
1台のルーターで9台くらいのパソコンやタブレット、スマホ端末をつなげられます。
従い、
★ノートパソコンを持参するとき
★複数人数で旅行するとき
その威力が発揮されることになります。
ノートパソコンの持参
ナゼノートパソコンとのみ書いてタブレットと書かなかったか、
それはノートパソコンはデータ使用量が多いから。
タブレットなら、パソコンほどデータ使用量が少なく、スマホからテザリング(スマホからWi-Fiみたく電波を飛ばす)した方がお得な場合も。
ただしデータ無制限のプリペイドSIMカードが手に入るとき、ノートパソコンでもテザリングした方がお得な場合も。
ただし(またかよw)そのSIMカードがテザリングに対応していない場合は要注意‼︎
複数人数での旅行
代表者が1人Wi-Fiルーターを借りれば友達みんなそのWi-Fiルーターの電波を享受できます。
ただし、ルーター持参してる代表者から離れるとダメ。
だいたいWi-Fiルーターの電波が届く範囲は半径50m〜100mと言われていますのでその範囲にいなくてはならない。
つまり、旅行中別行動がないことが条件となります。
これらを踏まえてプリペイドSIMカードとWi-Fiルーターの長所と短所をまとめていきましょう。
♦︎SIMカードの長所・短所
《長所》
◯1枚あたりの値段が安い
◎ほとんど電波が途切れることがない
◯データも通話も日本で使う時とほぼ同じ感覚
◎データ無制限プラン、SNS利用の際は無制限など、データ使用量を気にせず使えるプラン多数あり☆
◎充電器、充電コードなど一切なく、余計な荷物が増えない。
《短所》
×日本の携帯電話番号は使用できなくなる
×複数端末を利用する場合、端末の数だけSIMカードが必要
×複数人数で旅行に行く場合、1人ずつそれぞれがSIMカードを購入しなければならない
♦︎Wi-Fiルーターの長所・短所
《長所》
◯1台で複数の端末に電波を届けることができる。ノートパソコン、タブレットなど持参の場合はWi-Fiルーターが便利な場合も
◎半径50m〜100mで行動すれば複数人数でも1台のルーターでまかなえるため、皆でルーター代金をワリカンすると1日あたりの単価がSIMカードより安くなる
《短所》
×SIMカードより電波が拾いづらい。高速移動中など、途中で途切れたりすることがある。
×ルーター1台あたりのレンタル料だけでいうとSIMカードより高い
×機種により容量制限がある
×荷物が増える。スマホのほかWi-Fiルーターを携帯せねばならないほか、ケースや充電器などが付属してくるので、SIMカードより間違いなくかさばる。
最後に、
街中やホテルでの公共Wi-Fi利用について
結論から申し上げますと、SIMカードが流通しだした今そこだけに頼るか? という印象です。
最大の短所は地図アプリやタクシー拾い系のアプリがリアルタイムで使えないということ。
あと、公共Wi-Fiはセキュリティが甘いので、暗証番号やパスワードなど、盗まれないか注意せねばなりません。
ホテルやリゾート(もちろんちゃんとWi-Fi飛んでるところ)におこもりステイして外に出ない時ですとか、慣れ親しんだ街で新しい場所には行かない場合などに限った方がよいかと思います。
街中の公共Wi-Fiも国によって飛んでいたり飛んでなかったり、飛んでても混雑してて繋がらなかったり。
私はあまり頼りません。
唯一例外としてまだSIMロック解除できる前、バリのウブドへWi-Fiルーター借りることなしに、ホテルと飲食店のWi-Fiだけでやり過ごしたことがあるはあります。
が、もし今バリに行くとしたら、ングラライ空港でプリペイドSIMカード売ってるようなので、間違いなく購入します。
皆様の⁇は少しでもクリアになりましたでしょうか?
少しでもお役にたてますと幸いです!
それでは〜〜☆