この街とはかれこれもう20年近くのお付き合いで、
冬のソナタよりさらに前の「秋の童話」や「イブのすべて」あたりから笑
かれこれ20数回近く、週末を利用して通ったものです。
ゆえに、幾度となく「今度ソウルに行くんだけど、いい情報教えて!」と聞かれます。
この度はそのような疑問をお持ちの皆様のために、
何度訪れてもブレないお味を中心に、私の行きつけや買い物のコツをご紹介させていただこうと思います。
だいたい私の行くところは、日本のガイドブックにたくさん載っているところや、トレンドスポットではありません。
日本の方が行かれるところより、現地の方が多いところ、ハングルしかなさそうなところを主に狙うからです。
ですので、リストの多くのお店では、一味も二味も、違った韓国が味わえると思います。
食習慣についてはとにかく素晴らしく、美味しいものを頂きに、今後もちょくちょくお世話になりそうなお国。
訪れる皆様には存分に楽しんでいただきたいと思います。
グルメ行きつけ
焼肉… 韓国の焼肉と日本のそれは違うものと心得る!
韓国で食べられる焼き肉は、肉そのものの味ではなく、日本と違った部位や調理法を味わうものである。
私はそう心得ています。
韓国で焼肉を食べたけど、期待外れだった、美味しくなかった、という意見、たまに聞くんですが、それは日本の焼肉と韓国のそれは全然違うものであるということと、それを踏まえた情報収拾が足りないのが敗因。
韓国の焼肉につきましては、当サイトにて別途記事をまとめてあります。この記事では抜粋をご紹介させていただきますが、焼肉重視の方、ぜひ元記事の方をご覧ください。
どの動物の、どの部位が食べたいかを明確に!
韓国では日本のようになんでもかんでもいろんな動物の、いろんな部位のお肉がいっしょくたに出てくるわけではありません。
なので「焼肉」にあたる韓国語も、実質ないですし、「おススメの焼肉教えて」と言われても、一言で回答できないんです。
牛なのか豚なのか鶏なのか、豚もサムギョプサルなのかカルビなのか豚トロなのか、牛でもカルビなのか、ハラミなのか、内臓なのか、動物それぞれ、部位それぞれに専門店があります。
ですので焼肉といえど、韓国の場合、どの焼肉が食べたいの?ってことになるのです
牛より豚が狙い目!?
実は私、牛(とくにヒレ・サーロインやカルビやハラミなど日本で食べられる部位)は日本の方が美味しいのもあり、韓国に行ってあえては食べないので、実は牛の店は意外にも分かりません(笑)
結局のところ、和牛に勝てるものってありませんので。
個人的に牛は安いところより、ちょっと高いところでちゃんとした韓国牛を、それもチャドルバギなど日本ではありつけない部位を食べたほうが食べたほうがおいしいと思います。
なので繁華街で安さを追求するより、ホテル内の韓国料理とかデパートの上の焼肉屋さんが無難な印象があります。ロッテデパートの上の焼き肉やさんも美味しいです。
どこぞの芸能人御用達とかのお店もありますが、日本人観光客にはわざと質の悪いものを出したりするお店もあるので、ソウルナビあたりでちゃんとクチコミ調べてから行ってください。
ということで、牛以外のお店で、自分が必ず行くところを羅列してみます。
サムギョプサル
黒豚屋 (明洞店・汝矣島店)
韓国でブランド豚肉の本場といえば、済州島(チェジュド)の済州清浄(チェジュチョンジョン)黒豚。
日本で言うところの鹿児島の黒豚や沖縄のアグー豚になど当たる、ブランド豚を食べられるお店です。
済州島から直送される最高級の黒豚はとてもジューシーで本当に美味しい!
ヒョンデジョンユッシクタン(現代精肉食堂)
豚カルビ
麻浦チンチャ元祖チェデポ
チーズタッカルビ
チャンインタッカルビ 明洞店
チーズタッカルビのチェーン店。 ライバルのチェーン店「ユガネ」よりも美味しいという方もいるお店です。
辛さは3段階、チーズの有無や量も調整できますよ〜!
プルコギ
又来屋
1946年オープンの老舗。プルコギと、シメの冷麺は必ず食べておきたいところです。
松園(ソンウォン)
日本人客が増えて年々値上がり傾向にありますが、美味しいお店です。
豚カルビもおすすめ。
鍋…種類が多彩!!
代表的なキムチ鍋をはじめ、タッカンマリやカムジャタンなど、いくつも種類があります。
チゲ鍋(キムチチゲ・ブデチゲ)
チャンドッテキムチチゲ (清潭本店・汝矣島店)
24時間・年中無休のキムチチゲ専門店。
清潭本店は、地下鉄7号線清潭(チョンダム)駅から徒歩約10分の場所にありますので江南やカロスキル散策ついでに寄る感じでしょうか。
一人前からでもオーダーできるのが魅力! 周辺の会社員やホテル客、タクシードライバー、韓流スターも訪れ、あの東方神起も長年の常連だとか!? ぜひお試しください。
ソンタンブテチゲ
一昔前、ikkoさんがお気に入りと絶賛されていたブデチゲのお店。
江南に本店、明洞に支店があります。
こちらのお店も一人前からオーダーできるのが魅力です!
スンドゥブ(豆腐料理)
百年屋
日本でおなじみのメニューも、ミシュランガイドにてビブグルマン入りしている老舗となると全く質の違います。必食。
オンマウル
化学調味料を一切使わず、添加物一切ナシのこだわりのお豆腐のお店です。見た目真っ赤っかですけどやさしいお母さんの味!
東大門エリアに行かれる際、必ず寄りたい…①タッカンマリ通り
チンオックァハルメ・ウォンジョ・タッハンマリ(旧チンハルメウォンジョタッカンマリ)
ここは連れてく人連れてく人、みんな感動するのと、
ここで食べてしまうと日本でタッカンマリ食べられなくなりますね。
東大門エリアに行かれる際、必ず寄りたい…②トッポッキタウン
マボンニム・ハルモニ・トッポッキチッ
トッポッキ食べるのであれば、まずはここに行っておきたい!
屋台トッポッキはここのお店から始まりました。ダントツの美味しさです。
透明スープ系は狙い目
キムチ鍋など、赤い系は、実はわりと簡単に自宅で味が再現できたりします。
日本で絶対味が再現出来ないのが既出のタッカンマリ、そして冷麺、参鶏湯サムゲタンなどの「透明なスープ系」
何度も濾して濾して、いかに透明さを保ちながらも味を凝縮させるかがカギの透明スープは、本場の、本場の水の、本場のダシの取り方でしか無理なんです。
当然、自宅で再現できる代物でもございません。
なので、迷われたら透明スープ系のお料理、ぜひ食べてみてください‼︎
冷麺…日本で美味しい冷麺は実質ないものと心得て!
これ本当です。透明スープ系には全般的に言えることですが、まず日本で再現できません。必ず韓国で食べておいてください!
乙蜜台
韓国一美味しいといわれる冷麺の有名店。
ここの冷麺と、緑豆チヂミは絶対食べておきたいところです!
乙支麺屋
見つけづらい&お店はキタナイけど美味しい!
サムゲタン
重いもの・辛いもの続きで疲れちゃった胃袋にピッタリの癒しメニュー!
土俗村
お粥
大汝(テヨ)粥専門飲食店
このお店がある汝矣島は、国会議事堂や63ビルなど、政治とビジネスの中心にして、OL&サラリーマンの聖地、というだけでなく、テレビ局も近くにありますがゆえ、飲食店も、美味しいお店ともなると、芸能人の目撃情報も多いのだそう。
このお店も例外なく、お昼時に芸能人が沢山訪れるのだとか。
味もお墨付きです!
石焼ビビンパ
油井食堂 (유정식당/ユジョンシッタン)
韓流トップアイドルBTSがレッスン生(=下積み)時代の彼らのレッスンスタジオがこの食堂の地下にあったため、ほぼ毎日こちらで食事をしていたのがこのお店。
で、デビュー後グループ名にちなんで「防弾食堂=バンタン食堂」として知られるようにな理ました。
その話題性だけでなく、味も間違いのないお店です!
リラクゼーション/ビューティー
マッサージ処は、ひとえにマッサージといっても、いわゆるお風呂&サウナ&あかすり系(チムジルパン)なのか、それとも韓流のエステなのか、あるいは西洋風か、各種あります。
チムジルパン
いわゆる韓国式サウナ・健康ランドでございますが、
最近ホテルのサウナで済ませてしまうため、若干未開拓(というか浦島太郎w)になりつつあり( ̄▽ ̄;)
私、10年以上前にドラゴンヒルスパに行ったきりでして、その時は楽しめたのですけれども、最近老朽化や、日本人の基準だと清潔感が足りないように感じられるみたいで、シロアムサウナの方が人気みたいで、いつか行こう行こう、思いつつも行く機会なく経過いたしております(^_^;)
西洋系スパ
新羅ホテルソウルのゲランスパ
いまのとこソウルでは私の一番のお気に入り!
ここのフェイシャル、最高です。
あと、韓国料理ではないですが、この新羅ホテルソウルの朝食バイキングはすごいです。一見の価値あります。そのぶん他の韓国料理食べれなくなりますけど(笑)
⇨ 《ソウル新羅ホテル》宿泊記 一度は泊まっておきたい!伝統と格式を味わうステイより
(朝食については終わりの方に書いてあります)
お土産購入のコツ
キムチ&海苔などはデパ地下を有効利用
これらは品質などを考えると、デパートの地下食品街が一番好きです。
買うと重くなるのですぐ部屋に持ち帰れるスケジューリングにすることが大事
※私のお気に入り名家岩海苔はデパートでしか見たことない逸品
スーツケースが小さめだったり、安い方がというのであれば、ソウル駅ちかくのロッテマートで買って、日本に配送するのがよいかと。
間違っても免税店では買わないでください。
逆に免税店ががぜんお得なのは韓流コスメ
明洞の路面店と同じものが手に入り、かつ、ずっと安い。
私は新羅免税店や新世界免税店(江南店)がお気に入りです。
メジャーどころの韓流ブランドが沢山おいてあります!
お目当てのブランドあれば各免税店のホームページをみてどのブランドがあるか、あらかじめチェックしておいた方がよいでしょう。
長くなりましたが、現地点での自分のお気に入り、ひとしきりご紹介いたしました。
まだまだ開拓しきれていないお店がありますので随時追加してまいります。
それでは皆様、良い旅を!