以前、「関東近場でサクッと行けるところ、紹介してほしいです。」といったご要望からヒントを得ての、乗り鉄ネタということで「サンライズ出雲・瀬戸」(https://www.eriotravel.com/entry/sunrise_izumo_seto)をご紹介したのですが、
今回は琴平よりさらなるお楽しみ! 四国で運行する3つの観光列車、いわゆる「ものがたり列車」の一つである「四国まんなか千年ものがたり」の乗車レポートをお送りします。
乗り鉄のみなさま、必見です!
- 琴平駅のVIPなラウンジからスタート!
- いよいよ乗車!
- 事前予約のお食事
- あちらこちらで「お出迎え」!
- 停車駅でもお楽しみ
- もちろん、車窓からの景色も!笑
- 気になる予約方法
- 乗車時の、完成度低め動画ございますので、お時間ありましたらぜひどうぞ笑
琴平駅のVIPなラウンジからスタート!
琴平駅からの乗車がオススメです♪
この列車は多度津~大歩危間を往復運行しており、大歩危方面に向かうルート「そらの郷紀行」では、多度津駅、善通寺駅、琴平駅からの乗車が可能です。
が、琴平駅からの乗車を選択すると、駅にある専用待合室「ラウンジ TAIJU(大樹)」を利用することができます。
さらに、事前予約制の食事券を購入していると、こちらでウェルカムサービスを受けられます。
(ちなみに、大歩危駅から多度津に向かう「しあわせの郷紀行」で食事券付を利用の場合、琴平で降りるとラウンジでのフェアウェルサービスを受けられます)
ラウンジ内ではこの他、切符の確認がてら、このような専用の切符ケースに入れてくださるサービスも!
ラウンジには入口のほか、ホームに通じるドアがあり、時間が来るとこちらからホームに出ることになります。
いよいよ乗車!
琴平駅のラウンジを経て、ホームにいらしたお見送りの皆さんに送り出され、列車に入ったその瞬間からドラマが始まります。
座席指定の際、ちょっと注意が必要な座席配置
私が乗車した車両の座席は2人がけと4人がけの向かい合わせ席がある仕様でした。
チケットの手配は旅行会社に一任していて、座席のリクエストなど、何も考えていなかったのですが、実際案内されてみると向かい合わせの4人がけの席に2人で横並びな設定でした。
幸い、列車が空いていたため、4人席を2人で独占でき、他の座席も向かい合わせの2人席を1人で独占されていたりという状況でしたが、繁忙期ともなると、人数によっては他のお客さんと相席、となりますので、ちょっと注意が必要ですね。
発車してまもなく、
車内改札で記念乗車証をいただけます。
この後、さまざまな演出があるのですが、中でも一番インパクトがあったのが、途中、進行方向が変わる際、列車の端から端へ移動する運転手さんを拍手でお送りするシーンでした。
事前予約のお食事
まさかの資生堂パーラー「神椿」プロデュース!
先ほど少し触れた「事前予約制の食事券」ですが、この列車に乗るための必須条件ではありません。予約せずとも、車内で軽食・おつまみのメニューは豊富に存在します。
が、事前予約のお食事は、それはそれで、予約しないと食べられないシロモノなので、せっかくなら!と予約したまでなのです。特にメニューは見ずに。
しかし乗車して、お食事のメニューを見てびっくり。
なんと、乗車前の金刀比羅宮参拝の際、大門まで行くタクシーが捕まらず、急遽アイスティーをいただくことになった500段目の「神椿(かみつばき)」さんの名前があるじゃないですか!
(詳しい経緯は【香川 琴平】いよいよ「こんぴらさん=金刀比羅宮」! 御本宮への上り階段を500段減らす方法参照)
はい。当初は寄る予定じゃなかった、というより、こんぴらさんに挑むその瞬間まで存在すら認識していなかった資生堂パーラー「神椿」さんですよ!
この列車のお食事を、その神椿さんが監修されていたのです!
ことごとくご縁があるというものですね。
香川漆器で味わう3種類飲み比べセットもオススメ!
こちらのお食事に、香川漆器で味わう3種類飲み比べセットを「追加注文」いたしました。
この後絶好調な兆しです。
あちらこちらで「お出迎え」!
道中、さまざまな駅から、窓の外から、さまざまな歓迎を受けながらの移動でございます。
この列車の運行をきっかけに、少しでも自分達の街を知ってもらおうという、町民の皆様のアツいお気持ちが伝わってきました。
海外旅行に再びスポットが当たりはじめている昨今ですけれども、円安だし、サーチャージ高いし、そんなんより、まだまだ日本には知らないところがいっぱいありますよ、ということをもっともっとお伝えしていくのが今の自分の役割かな、と気持ちを新たにしました。
停車駅でもお楽しみ
道中、坪尻駅と阿波池田駅の2駅にそれぞれ10分ちょいほど停車するのですが、それぞれの駅にて、記念撮影のサービスや列車をじっくりと撮影するチャンスがありました。
坪尻駅での記念撮影
阿波池田駅での記念撮影
撮影用に駅長帽と駅名の入ったハッピを貸出してくださるサービスが!
もちろん、車窓からの景色も!笑
これを最後にするのか笑 でも、書き進めているうちに、一番メインなこちらが、なんだか最後になってしまいました笑笑(注:書きながら考えをまとめるタイプ)
数々ある車窓の風景の中で、1番の目玉が、この2つでしょうが、この通り、しっかり楽しめます!
車窓からの小歩危峡
車窓からの大歩危峡
気になる予約方法
乗車券・特急券とグリーン券を購入する手段ですが、2022年11月現在では
の3通りです。
私はこのテの予約が開始同時にヨーイドン&タイヘン系の列車に乗車するときは、信頼できる旅行会社(J○Bさん)に丸投げしてしまいます。
大手旅行会社では、四国の宿を一軒でも取れば、あと残りは個人手配でも、間の交通の予約を手数料なしでしてくださいます。
最後に、
乗車時の、完成度低め動画ございますので、お時間ありましたらぜひどうぞ笑
0:31 いよいよ乗車!車内の様子
0:44 いよいよ発車!ホームからお見送りいただいて。
0:55 車内改札!乗車記念証もいただきます
1:02 香川漆器で味わう3種類飲み比べセット到着!お食事もスタートです
1:10 さまざまなスポットを車窓から
2:06 ここで進行方向が変更。運転席を移動する運転手さんを拍手でお見送り
2:10 ひきつづき車窓をお楽しみ
2:28 暖かいメインディッシュも到着
2:31 田んぼで案山子さんがお出迎え
3:51 またも歓迎バナー!…を、撮りそびれそうになるの巻
以上、「四国まんなか千年ものがたり」お送りしました。
四国の「ものがたり列車」はこの他に「伊予灘ものがたり」「志国土佐 時代(とき)の夜明けのものがたり」があり、ゆくゆくは全制覇したいと思っております。
めでたく叶った際にはぜひともご報告できれば、と思っておりますので、その時を楽しみにお待ちいただければと思います。
<関連サイト>
【香川 琴平】いよいよ「こんぴらさん=金刀比羅宮」! 御本宮への上り階段を500段減らす方法
【乗車記】《サンライズ出雲・瀬戸》都内で仕事→翌朝は山陰or四国!? 多忙な社会人におすすめの寝台特急