日本の本州(山口県下関市)と九州(福岡県北九州市)を隔てる関門海峡。
海を隔てて1kmも離れていないのに、渡った先は違う県。
パスポートこそいりませんが、全国旅行支援的には大問題!?まさかの「国境越え問題」までも味わえた、ステキすぎる場所。
下関といえばフグが有名なわけですが、現地では「ふく」と呼ばれておりまして、コレまた新年早々縁起がいい!
巌流島や壇ノ浦など、歴史スポットも充実しています。
この後、順を追ってご紹介させていただきます。
東京から下関・門司港へのアクセス
東京から下関or門司港のアクセス方法って、
けっこう厄介なようでシンプルだった気がするのです。
というのも、
とりあえず小倉駅まで辿り着けば、あとは下関行きと門司港ゆきの列車が交互に出ている
ので
要は、どうやって小倉まで行くか?が焦点
ちなみに、この地点で新下関まで新幹線で行くという方法は却下しとります。
関東からそれは、キツくね!?
100歩譲って新山口までなら、4時間半かけてね、乗ったことありますよ、「のぞみ」止まるしね。意外とあっという間。
なんだけど、新下関って「のぞみ」止まんないも〜ん。
関西とか広島から行くのならまだしも、東京や横浜から新幹線って、ちょっとアホかも。
なので、小倉ですよ。
自分は試行錯誤の末、
行きは福岡空港へ、
帰りは北九州空港から、
飛んでみました。
福岡空港からだと、地下鉄で博多に出て、博多から小倉まで新幹線
いや、博多から小倉までは新幹線じゃなくてもいいんだろうけど、
あたしゃ新幹線が好きだし、お金より時間が大事だったのww
北九州空港へは、小倉からバスで40分
安いのはこっちなのですが…うーん、どうでしょうかねえ。
北九州空港は、キレイでしたけどね。
私個人的には
福岡からのほうが早く感じましたし、空港自体も楽しいから、次以降は福岡から下関かなあ
とか思ってます。
下関 or 門司どちらに宿泊する?
ホテル選びポイントは「どちらの県を選ぶ!?」「温泉orオーシャンビュー?」
「寝るだけ」のホテルとはいえ、クオリティが良いに越したことはございません。
私が高級ホテルを中心に巡っている最中、全国旅行支援をきっかけに、密かにハマってしまったのが「プチプラ、だけど贅沢」な気分が味わえるホテル!
1泊1部屋1.5万円前後のお値段にも関わらず、清潔感のあるお部屋、窓からのちょっとした眺め、ワンフロアを占有する温泉ないしは展望風呂、そして美味しい朝食を提供してくださり、観光後「寝るだけ」の時間をより充実させてくれるホテルを探すのが楽しいわけです。
と、いうことで、今回の旅でまず選択肢に上がったのが、全ての宿にワンフロア温泉を有し、温泉後のアイスクリームや、21時半から夜鳴きそばを無料で提供してくれるホテルチェーン「ドーミーイン」グループの「ドーミーインPREMIUM下関」。
もう一つの候補が関門海峡を見渡す角部屋が魅力の「プレミアホテル門司港」でした。
今回は関門海峡ビューのお部屋を楽しめる「プレミアホテル門司港」をチョイス!
結果的にこのお部屋におひとりさまで、全国旅行支援を適用して2泊23,000円という破格なお値段で宿泊し、大正解だったです。
ワーケーションも兼ねての旅でしたけれども、作業がてら、デスクからの関門海峡、最高でございました。
お部屋からのサンセットもこれまた素敵でした。
下関〜門司港 車以外での関門海峡の渡り方
関門連絡船で何往復したことか(笑)
門司港と下関を1日に何回も、行ったり来たりするもんだから、
1日乗船券買っちゃいました。
「関門海峡・巌流島トライアングル1日フリーパス」大活躍!
巌流島〜下関〜門司の行き来が1日で何度もし放題。
1,000円なのでキリがよろしい。
全国旅行支援の地域クーポン使えますが、使う場合は、
下関側泊まってんなら下関側で
購入しないとダメですからね!?
下関は山口県
門司港は福岡県
ほんの数百mの距離なのに
なんか船に乗った先は違う国!?🤪
国境越えしてる気分でした〜〜
ちなみにこの関門連絡船、2階からの景色、最高です。
くっそ寒くて風ビュービューな中の撮影でしたがw
あとはまあ、下関〜門司を経由して〜門司港まで、電車でも行けなくはない
夜遅く、船の時間が終わっちゃったとかなら、選択肢に入る。
人と自転車が歩ける「海底トンネル」もあります
徒歩 or 自転車で渡ることができます。全長780メートル。
けど、ちょっとこの閉鎖空間、暗いし全く逃げ場のない距離を歩くのは、ねぇ…。外はせっかく晴れてるのに。
とか思い、自分的には多少寒かろうがお船一択で、これが見事正解でした。
余談ですが、先の切符の写真の日付、12月1日とあります。皆様、この日がどういう日だったか、覚えていらっしゃいます?
前日まで20℃近くあった気温が、突如の寒波で、全国一斉に真冬並みの気温に下がった、まさにその日でございます笑
ここは海、凄まじい風にノーガードで晒されるので、もうね、船の2階ともなると寒すぎて風ビュービューな中の撮影。
もっとも、自分は寒さには強い方ですし、この旅の2週間前、17℃ポカポカ陽気の東京から、気温1ケタの北海道は北見・網走の気温差にブーブー文句垂れながら「遠征」しておりまして、すでに寒さに体を「慣らし」ておりましたのでね、これしきの撮影、「根性」で乗り切りましたけどね。
にしても、スマホ電池の減りが早いこと。
あと、この頃、突然の衣替えをどうするか、ガチで訳わからなくなかったですか!?
ま、どーでもいい話ですけどねww
下関&門司港グルメ
いよいよ! 下関で念願の「ふく」を食す
唐戸市場「市場食堂 よし」の『ふくふく定食』
連絡船で下関に渡り、安いものからそれなりのお値段がするコースまで、幾度となく「ふく」をいただいたわけですが、一番美味しかったのが、最初に訪れた食堂で、2,200円で食べた定食だった、という衝撃の事実。
「春帆楼茶寮 下関大丸店」の『とらふぐコース』
下関に行くことが決まってから一番にチェックしました!「春帆楼」さん。
なんと「本店」さんは2人以上じゃないと予約受け付けてもらえず(涙)、ですが、「春帆楼茶寮 下関大丸店」であれば「食べログ」で簡単に予約し、おひとりさまで「とらふぐコース」を味わうのもOK。(11,000円)
本店さんは母が定年を迎えてからリベンジ決定となりました。
「旬楽館」の『ふく彩りコース』
お一人様 ¥7,500(税込)のこのコースは、写真右下の「とらふくの白子グラタン」がお目当て。
ちなみに料亭でのふぐコースのお供には山口県が誇る日本酒「東洋美人」がお約束です。だってそれ私のことじゃん!
ひとしきり食べてみての感想は、次はコースでなく「刺身と唐揚げだけ」「鍋と雑炊だけ」とか、ピンポイント狙いでも良いかな、と思ったこと。
そういう観点からすると「ふくの河久」さんの『ふく刺しぶっかけ丼』を滞在2日目の金曜、定休日ゆえ食べ損ねたのは、悔いが残りました。というか金曜日にお休みするって(泣)。
ハイ、また下関に来いということですね?行きます。
門司港グルメはズバリ!「焼きカレー」と「バナナ」
下関のフグだけじゃない! 門司港ではワタクシの大好物、カレーとバナナがいただける!
カレーは飲み物です!?ということで、先にご紹介した「ふくふく定食」を食べた後の「おやつ」!?「焼きカレー」とあいなりました。
あまりの美味しさに、以後、下関ふぐと並行して、各店舗の「焼きカレー」を食べ歩くという展開に。
門司港エムズカフェ トキドキカリイ本舗
門司港焼きカレーの「大本命」として必ず名前が上がる「伽哩本舗」さんですが、あいにく週末は長蛇の列。
なのですが、すぐ横に系列店「門司港エムズカフェ トキドキカリイ本舗」があるのって、実はゼンゼン知られていない!?
列を横目にあっさり入店。ここで「伽哩本舗」さんの焼きカレーのメニューの一部ですが、食べられるんですよ!!
門司港といえば、バナナの叩き売り発祥の地なんですと。バナナだと!? ということで、一緒に頼んじゃった特大バナナジュースも最高でした。
お次のお気に入りがこちら、
ミルクホール門司港
ここの焼きカレーはレトロかわいい「門司港プリン」とセットにできちゃう!
プリン好きえりおは、迷わず飛びつく案件です。
さらに、バナナジュースをテイクアウト。
BEAR FRUITS 門司港本店
看板の上戸彩さんが目に留まったるこのお店は、焼きカレーはタマゴの黄身とろりんちょが良かった。
「プレミアホテル門司港」朝食ビュッフェ
ホテルの朝食ビュッフェでもしっかり焼きカレー、食べてますのでそこのところもよろしくお願いしますね。
しかもロゼスパークリングまで加わっちゃっての朝カレー最高。
ちなみにホテルの朝食ビュッフェ、ドーナツやコーンスープも美味しく、カレーと甘いのと飲み物とで永遠に繰り返し食べていられます。
とまあ、こんな感じで焼きカレーとバナナジュースどんだけ食べてんだよ状態ですが、カレー好きには共感いただける、はず!?ではないでしょうか、ということで。
どうしたって、一度にこんなに食べるなんてあり得ないだろう、という方は、
レトルトで「焼きカレー」あちらこちらで売られております
ので、お土産にご購入いただくのもアリかと思います。
周囲観光スポット
「ふく」だけじゃない!下関の「歴史探訪」スポット
下関に上陸したら行っておきたいのが、この2つの歴史スポット。
巌流島
先出の「関門海峡・巌流島トライアングル1日フリーパス」で渡りました。便数が少ないので時間調整が大変。
ちなみにこちら、島を丸ごと貸切状態で過ごさせていただきました。プチ無人島旅行笑
壇ノ浦
壇ノ浦は唐戸からバスでも行けますが、私は歩きました笑
そうしたことで、赤間神宮にも行けましたし。
因縁の!?「春帆楼本店」の目の前も通ったので、写真撮ってきましたよ…
ちくしょう、いつか行ったる!
余談ですが、こちら壇ノ浦を訪れるにあたり、ホテルのお部屋から急遽NHKオンデマンドに加入し(到着日ちょうど12月1日だったの、覚えてます?)、ここから12月18日の最終回放映まで『鎌倉殿の13人』イッキに見始めましたこと、お知らせしておきます。
ちなみにNHKオンデマンドはしっかり12月31日に、いったん解約の運びとなりました。けれど『どうする家康』観たいんですよね…どうしようかしら。悩ましい限りです。
門司港「映え」フォトスポット
門司港で焼きカレーの話だけだとお叱りをくらいそうなので、もちろん、門司港ならではのフォトスポットもご紹介しておきます。
個人的にはサンセット〜夜は下関側じゃなくて門司港側にいるのがオススメ。
門司港駅
到着早々、古きよき、昔懐かしな駅名表示に心踊らせ、駅正面、駅舎、しまいには駅にあるスタバまでレトロ可愛い。
昼と夜でガラッと雰囲気が変わるので、その差も味わっておきたいスポットです。
夜の門司港レトロ
関門海峡サンセット&その後のゴールデンタイムこそ、ホテルのお部屋で楽しみましたが、下関でふぐの夕食後、船で門司港に戻ってから、腹ごなしにホテルから徒歩ですぐの「ブルーウィングもじ」を中心に、夜の門司港レトロをぐるぐる。
写真映えを意識したスポットやイルミネーションがところどころにあって楽しかったです。
以上、下関・門司の旅をお届けいたしました!
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