この春、世界遺産大辞典が改定されました!
これを機に世界遺産検定1級に挑戦される方、多いのではないでしょうか。
本記事は昨年7月、世界遺産1級に合格した私がそのノウハウを元に、キューバは9箇所の世界遺産について、写真たっぷりにまとめさせていただきました。
海外の世界遺産はとても数が多いですが、テキストの赤字部分・黒字部分の出題がほとんどです。
マークシートですので、しっかり暗記しなくても、文字を見て思い出せればOK。
とはいえ
勉強を始めてみたものの、なかなかテキストのみだと写真が少なく、文字だけではイメージが湧きづらい部分もあるかと思います。
本記事はその辺りを補足させていただきました。
旅好き(&歴史好き)でしたらいくら勉強しても楽しいし決して損はない世界遺産検定、
これからのお勉強に、ぜひお役立ていただければと思います!
キューバの世界遺産は9つ
1. ハバナの旧市街と要塞群
碁盤目状に区画された街にスペイン・バロック様式の建物が多く見られる街。
1519年にディエゴ・ベラスケスによって現在のハバナと同じ場所に都市が建設され、砂糖やタバコ、それらを栽培するための奴隷貿易の中心として栄えました。
このオールド・ハバナことハバナ旧市街と、
海賊や西欧列強の標的となったため築かれた4つの要塞(最古のフエルサ要塞、モロ要塞、ブンタ要塞、カバーニャ要塞)が世界遺産登録されています。
写真はモロ要塞
2.トリニダとロス・インへニオス渓谷
ハバナに負けず劣らず、魅力ある場所のようですね。
3. ビニャーレス渓谷
4. サンティアゴ・デ・クーバのサン・ペドロ・デ・ラ・ロカ城
「無敵艦隊」スペイン軍がイングランドに敗れたのをきっかけに、スペイン王フェリペ2世が1590年に建設を開始したもの。
設計にイタリア人軍事専門建設科ジョヴァンニ・バッティスタ・アントネッリが息子さんと参加。ルネサンス様式を基にした堅牢さと機能美を併せ持ち、現在でも武器庫、監視塔が良好な状態で残る美しいお城です。
5. シエンフエゴスの歴史地区
19世紀にフランス人移民の発想で作られた、碁盤目状に区画された地区。
こちらのインスタにあります、市庁舎に代表される新古典主義の建物がカリブ海では類を見ないほどに密集しているのだそうです。
6. カマグエイの歴史地区
主要道路から離れた場所に広がる歴史地区。
新古典主義やアール・デコ、ネオ・コロニアルなど、中世以降のヨーロッパの建築様式を反映した建物が多く残ります。
他の植民都市と異なり、規則的な区画が設けられていないのだそう。
最初の写真のように、遠景で綺麗に撮られているのもあれば、
こちらのように、より身近で、リアルな街の様子を表す写真もありました。
7. グランマ号上陸記念国立公園
8. アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園
9. キューバ南東部におけるコーヒー農園発祥地の景観
番外編:キューバの世界遺産を巡るツアー
以上、キューバは9つの世界遺産、覚えやすい順に並べてのご紹介でした。
なんとなくイメージつきましたでしょうか?
少しでもお役に立ちましたら幸いです。
それでは、ご武運を!
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