この記事に先がけて、ステイケーション(ホカンス)の過ごし方・楽しみ方や、詳しいタイムスケジュール例を解説してまいりました。
今回は、これらの「基礎知識」をもとに、失敗のないステイケーション先や宿泊プランの探仕方について説明いたします。
実は私「あまりホテル選びでハズしたことがない」のです!
今回はその「奥義」を可能な限り、シェアさせていただきます。
ホテル選びとプラン選び、慣れてくると並行して見ていくことが多いのですが、ステイケーション初心者の皆様の場合、インターネットなどで検索する順番も考慮いたしますとホテル選び→そのホテルの宿泊プラン選びとするのが良いかと思います。
ハズレ少なく!賢いホテル選び
「キーワード」を整理! 一番重要視するものを分析
全ての条件をパーフェクトに満たすホテルを探すのは至難の業ですのでポイントを絞っていこう、というのがここでの趣旨なのですが、まずそもそも○○ホテルに泊まりたいということ自体がメインの要素、という方もいらっしゃるかと思います。
であれば、ホテルの公式ページに直接飛んでしまわれて、そこでご自身に合った宿泊プランを見つけるのが一番早いといえば早いので、ここから先は読まずに、この次の「宿泊プランの選び方」を読んでいただいた方がよろしいかと思います。ここはあくまで、ステイケーションはしてみたいと思うものの、どのホテルをどう選んでいいか、わからない方向けにお話しいたします。
前回【ステイケーション(ホカンス)虎の巻】過ごし方・楽しみ方を徹底解説!では「ホテルステイ」は旅館の「オーダーメイド版」と申し上げました。
「寝る」プラス、食事をはじめとするあれこれ、時間と予算の範囲内で組み合わせて自分だけのステイプランを作っていく、そこも含めて楽しむのが「ステイケーション」の醍醐味だと。
そのためには「寝る」以外にホテルでできることの「中身」をよく知る必要があったわけでした。
その「中身」として、今回ご提案しましたキーワードがこちら、
- お部屋
- 食事(特に朝食!)
- お部屋のバスルーム
- ジム・プール・スパ
- クラブラウンジ
ホテル選びの際は、こちらに加え
- ホテルの場所
- お値段
- クチコミ評価
という要素が加わります。
これらの要素、全てパーフェクトに備えたホテルを探すのは至難の業です。
多分ホテル探しをしているうちに嫌になってきてしまうと思います。
ですので、この中で、一番大事なことと、その次くらいに大事なことを決めてください。
「今回のステイケーションはお部屋!」
「今回はスパざんまい!」
「クラブラウンジというものを体験してみたい!」
そういった形でテーマを決めていただいてからの方が、自分の望みに合うホテルを見つけやすくなります。
(フォーシーズンズホテル東京大手町)
お部屋重視の場合、お部屋の広さ、雰囲気の好み、眺望などの要素を加味して、そのお値段と擦り合わせていくことになります。
朝食は、必ずつけて、と申し上げましたが、どのホテルも力を入れている分野ですので、クチコミ評価の点数の高いところではほとんどハズレがございません。
朝食ベースで探さなくても、だいたい満足できる朝食が出てきます。が、
「朝食で必ず○○が食べたい!」
「ビュッフェがいい!」
「絶対にルームサービスがいい!」
といったこだわりが加わる場合は、それが叶うホテル、となります。
その他、
お部屋のバスルーム重視の場合、ホームページからひたすらバスルームの写真を検索して、となります。
ジム、プール、スパ、クラブラウンジ重視の場合も同様に、該当する情報にスポットを当てて検索、となるわけなのですが、ではどこでどのように調べていけばよいのでしょうか?
ホテル検索方法の概要をつかむ!
検索手段は予約サイト、ホテルの公式ページ、ブログとありますが、自分は
予約サイト(自分の場合は「一休.com」)
- まず予約したい日付と地域、人数を入れてホテルのリストを出す
- クチコミ評価の高い順にリストを並べ替える
- 価格をみる
- それぞれのホテルで、自分が重要視しているポイントをみる
- クチコミ評価(特に悪い評価とそこに対するホテルの返信)をみる
↓
必要あればホテルの公式ページで細かいところを確認
↓
さらに時間の余裕があればブログ
という順番で探すのが無難かな、と思っております。
(ハイアットセントリック金沢)
予約サイトをなぜ筆頭に挙げたかというと、たくさんのホテルを同時に表示できるからです。
予約サイトだけでもたくさんあるので、それだけでもクラクラきてしまうわけなのですが、初心者の皆様はそれぞれに特色がある中で「見やすいページ」「自分にしっくりくるページ」をメインに探されるのがいいと思います。
私もそれがたまたま「一休.com」だった、ということですので。
ホテルステイを何度もリピートするようになってくれば、どの予約システムもそれなりのリピーター特典がありますので、どれを継続して使用していくか、ということになっていくのですが、こちらはあくまで初心者向けの解説、ということで、割愛させていただきます。
ちなみに最後のブログについて、実は自分でブログを書いていながら何なのですが、予約サイトと公式サイトを見ても、他人のブログまで見にいくことはほとんどいたしません笑
なぜなら、ブログを書くうえで、予約サイトや公式サイトで探した情報と、自分の目で見た情報や撮影した写真との差というものをまず自分の身で感じることを大事にしているので、予約サイトやホテル公式サイトの「公的な情報」以外の情報はあまり触れずにホテルステイに臨みたい、というのがあるためです。
あまりに事前情報が多すぎると泊まる楽しみが削がれる、ということであれば、公式サイトにとどめておいて、ブログまではチェックしない、というのも手だと思います。
(旅ブログを書いていながら何を言ってるんだか笑)
ともすると、予約サイトのところでさらっと箇条書きしました、
- まず予約したい日付と地域、人数を入れてホテルのリストを出す
- クチコミ評価の高い順にリストを並べ替える
- 価格をみる
- それぞれのホテルで、自分が重要視しているポイントをみる
- クチコミ評価(特に悪い評価とそこに対するホテルの返信)をみる
といった要素がなにげにカギとなってきそうなものです。
1. 予約したい日付と地域、人数を入れホテルのリストを出す
これはいうまでもなく、そうでもしないと、途方もない数のホテルが出てくるからです笑
そもそも行きたい日に空室がなくても意味がない、ですしね。
ちなみに、日程に融通がきく場合は日を指定せず、地域と人数だけ入れて、ホテルのリストだけ先にだし、お部屋とプランを決めてから、日は最後に決める、というテもあるのですが、若干上級者向けでしょうし、この日に行きたい!と探される方が大多数かと思いますので、ここでは日も最初から指定しておく、としております。
2. クチコミ評価の高い順にリストを並べ替える
自分のポイントはこれかな、と思います。
検索してから出てくる順番は予約サイトの「忖度」が働いていることが多いので、そうではなく、客からのクチコミ評価順でソートし直します。
この際、自分はクチコミの人数は重要視しません。
部屋数が少なければそれだけクチコミ数も少なくなります。それよりもクチコミの質の方が大事。
こちらはこのあと「 5.クチコミ評価(特に悪い評価とそこに対するホテルの返信)をみる」 で詳しく説明させていただきますので今しばらくお待ちください。
取り急ぎ、ここでは「クチコミ評価の高い順にソートする」ということでお伝えしておきます。
3. 価格をみる
ホテルを評価順にソートした段階で、ホテル名と並んで、一泊あたりの大体の価格が同時に出ます。
目ぼしいホテルがあっても予算から大幅に逸脱する場合は泣く泣く除外せざるを得ません。
逆に、「このホテルがなんでこんな安いの!?」、そんなケースに出くわすこともありますので、迷わずチェックです。
4. それぞれのホテルで自分が重要視しているポイントをみる
クチコミ評価の高い順にホテルを並べたら、上からそのラインナップと値段をみて、目ぼしいホテルがあればホテルの詳細ページを開いていくわけです。
価格をクリアしたあと、どのホテルを開くか、それはもはや「直感」「フィーリング」です笑
さらに言えば日頃の情報取集に基づいたホテルのネームバリューとか、表示されている写真とかも判断材料になりますが、初心者の皆様はそうもいかないわけで、もともとクチコミ評価の高い順に見ているわけですから、「ここ良さそう」で決めればよいかと思います。
ホテルの詳細を開いたら、プランもそうなのですが、「基本情報」「アクセス」「写真」などをみて、自分のコレ!という要素が叶えられるか、ざっくり調べます。
お部屋のカテゴリーや写真、送迎バスの有無など、予約サイトの情報のみで足らぬ場合はホテルの公式ページにお邪魔します。
と、ここまでで、9割方、決まってしまうこともしばしば。対人関係も「第一印象でほとんど決まる」と言いますが、ホテル選びもそれに近いです。
が、時間に余裕のあるときにみてみるのがこちら、
5. クチコミ評価をみる
もしかしたら、ここ、特に肝の部分かもわかりませんが、
私は医師という職業柄、特に悪い評価とそこに対するホテルの返信の有無・その内容を「診る」ようにしています。
医者に限らず、職業柄、こういって、なんとなく「ふふ~ん」となる方、一定数いらっしゃるのでは!?
日頃患者様と接していて思いますけど、人の本質がわかるのは、良いことよりも「悪いことが起きた時」じゃないでしょうか。
ホテルも同じことが言えるわけです。
なので、医師のような「人のアラを探す」仕事をやっていれば、良いクチコミよりも「悪いクチコミ」の方が役立つ、というのはなんとなくピンと来るし、その分析も得意でいらしたりするのではないでしょうか!?
まず「単なるいちゃもん」なのか、「建設的な意見」なのか、その内容を通じて、どういった客層が泊まっているかもわかります。
クチコミに対するホテルの返信、たいがいはあることが多いですが、なかには「スルー」しているホテルも。
細かいクチコミ程度はあまり気にしないスタンスなのか、一応はリアクションするスタンスなのか。
自分は本気のクレームはホテルの上層部に直接入れるべき、と思っているのでクチコミへのリアクションの有無自体は単なるホテル側のスタンスとして、そこまでは重要視せず、参考程度です。
それより大事なのは返信コメントの内容。
返信するならするで、きちんとした対応ができないといけない。通りいっぺんのお詫びコメント程度であれば、かえってコメントなんか入れない方がいいのではないか、ということ、往々にしてありますので。
どんなに優秀なホテルでも、それなりに客数を重ねていれば悪い評価の一つや二つ、絶対にあがります。
クチコミの数はさほど重要視しない、と先に申し上げましたが、悪いコメントの入る割合というのは、どれだけ客数を相手にしてきたか、という目安として参考にすることはあります。
少数の良いクチコミのみで、まだ悪い評価が全く入っていないケースでは、そもそもそのホテルの実績がまだ少ないということでありますが、それならそれで、新しいホテルなら、オープン当初でもオペレーションの乱れがないことを意味します。
それなりに実績のあるホテルなら、予約サイトではなく、自社サイトや電話で予約するリピーター・馴染み客などをメインに、じゅうぶん経営が成り立っている、という可能性もあります。
このように「良いクチコミ」より「悪いクチコミ」から、その本質が把握しやすい、そこは人を相手にするときと一緒だと、覚えていてくださればと思います。
「ホテルのおすすめ」は宿泊プランに学ぶ!
「ホテルステイ」は旅館の「オーダーメイド版」ということで、何をオーダーメイドするか、これにこだわりたい!と最優先事項を決めて、どのホテルにするかがなんとなく決まった、と、ここまで話がきたわけです。
次なる難関が、同じ条件でもできるだけ安く、特典の多い宿泊プランを決めるという問題。
もっとも、優先順位をお部屋や眺望、クラブラウンジに絞ってる方は、すでに宿泊プランが絞られてるも同然で、その優先事項に沿ったプランを選ぶこととなります。
ホテルの過ごし方はオーダーメイド、組み合わせは自由自在、と言われたところで、そのホテルにはどういう特色があって、何がおすすめでどう組み合わせたら良いか、そこまでわからない。
そんな中、ホテル側はここを解決するために、「宿泊プラン」という形で実は色々な助け舟を出してくれています。
が、通常であれば「ホテルでできること」が多種多彩であるため、宿泊プランも多彩になってしまう。
そしてそういったプランをホテルだけでなく、旅行会社や旅行サイトでも販売、と、どんどん枝葉が広がる。結局迷子になってしまい、わけわからないのよ、となってしまうところで、この記事の出番、ということでございます。
朝食は当然といたしまして(「ステイケーションにおいてホテル朝食は外せない」、でしたね!)、
そのほかの部分でそのホテルが何に力を入れているか、実は宿泊プランをひとしきりみると浮かび上がってくることがあります。
お部屋や眺望に自信があるホテルなら
「〇〇眺望確約プラン」
「スイートルームがお得!」
食事のバリエーションに自信がある、レストランの看板メニューなどがあるホテルなら
「○○の食事付き」
「○○メニューが食べられる!プラン」
スパに自信があれば「スパ入場無料プラン」
(ステイケーションに該当しないかもしれないですが)ホテル周辺地域の観光スポットに自信がある場合は、観光と抱き合わせのプラン
などなど。
朝食はぜひともつけてほしいところ、と、しつこく申し上げておるわけですが、
ウチの朝食は他以上!というホテルとなれば
「○○朝食プラン」
「特別に〇〇がついてくる朝食プラン」
など。
たいがいは「素泊まり」よりも「朝食付き」で予約された方がお得なことが多いです。が、朝食付きの料金より素泊まりの料金が極端に安い場合、そちらの方がおトクなこともありますので、ご面倒でもホテルの公式ホームページで朝食のみの料金をお調べした方がよいです。
加えて、余裕があれば、本来そのホテルではプール・ジム・サウナが無料で利用できるのか、料金がかかってくるのか、調べておくことをおすすめいたします。
有料の場合は使わない、と宿泊前から強く決めていらっしゃる場合をのぞき、いざ宿泊してやはり利用してみたい、となる可能性が少しでもある場合、入場無料特典のついているプランと比較された方が良いかと思いますので。
さて!
こうして宿泊プランのなにがしを知ったところで、具体的かつ賢いプランの選び方をパターン別にみてまいりましょう。
パターン別!賢いプラン選び
1. ホテルブランド重視派
(帝国ホテル 東京)
○○ホテルに泊まりたい!というだけでホテルを決めましたというパターンの方、お待たせしました!部屋とプラン決めのお時間です。
もっとも、○○ホテルの○○のお部屋にしたい!って方はお部屋まで決まっているかと思いますが、その場合は次の「お部屋重視派」のところに飛んでください。(「お部屋」部分が食事、スパとなった方も同様)
ここではホテル名だけでホテル決めをしてからプランを選ぶ人向けにお話しいたします。
このホテルに泊まりたい!と決めたものの、どのお部屋のどのプランにしたら良いのか特に予備知識のないケースです。
こうした皆様のため、たいがいの予約サイトやホテル公式ページの予約画面におきましては、
お部屋ごとにプランを表示
○○ルーム: プラン1 料金●円
プラン2 料金●円
プラン3 料金●円
プランごとにお部屋を表示
○○プラン
- スーペリアルーム 料金●円
- デラックスルーム 料金●円
- スイートルーム 料金●円
といった感じで、両方の形式でリストが出せるようになっております。
どちらの順で選んでいくか、実は必ずこれ!という正解はないです。お部屋の広さや眺望の優先順位が高いか低いか、によるだけなので、どちらも正解です。
たいがいどのホテル予約サイトでも両方の手段で検索できるようになっているのには、それだけの理由があるのです。
「とにかくこのホテルに泊まること自体に意味がある」から部屋の眺望にはとくにこだわりはない、という場合、プラン→お部屋の順に決めるのでプランごとの表示に。
せっかくならいい部屋に泊まりたい、という場合は、お部屋→プランの順に決めるのがおすすめですので、お部屋ごとの表示にします。
お部屋はランクの低い(つまり価格の安い)順、プランはおすすめ順に表示されることが多いと思います。
プランごとの表示だと、必ずしも安い順に出ているとは限らないので、価格重視の方はプラン画面で「価格順」にソートし直す必要があります。
2. お部屋篭り派
(ホテルニューオータニ 東京)
一番楽チンなのは、お部屋ごとにプランを表示したうえで、
○○ルーム: プラン1 料金●円
プラン2 料金●円
プラン3 料金●円
お部屋の広さ・眺望・バスルーム・予算など総合してこのお部屋にする!と決めてから、一番安い一泊朝食付きのプランを選ぶことです。
眺望については、お部屋ごと表示をした際に「○○ルーム(●●ビュー確約)」となっていることがほとんどですので。
お部屋派のさらなる応用編は、ルームサービスの徹底リサーチ。
実はこのほど読者様から「ホテルのレストランだったら泊まらずとも食べられるじゃん!」というご意見があがったそうなのですが、まさにその通り💡
で、そうお感じの方にこそ、ぜひご注目いただきたい、ステイケーションの醍醐味がルームサービスなのです。
これはいったんホテルの公式ページを開いて、詳しいことが書いてあるかどうかを確認すべきです。
ルームサービスにもきちんと力を入れているホテルであれば、ホテル伝統のメニューやレストランの看板メニューをお部屋で24時間いつでもいただけるなどといったイチオシポイントや、ひとしきりのメニューをPDFで見られたりするはずです。
ルームサービスがないホテルや、ホテルの公式ページにあまり詳しい記載がないなどで、内容に確信が持てない場合、ホテルから選び直し、となることも時にあります。
3. クラブラウンジ利用派
ホテル選びの地点でクラブラウンジのリサーチは終わっている、というケースがほとんどですので(クラブラウンジを使ってみたいという方が、クラブラウンジのないホテルを選ぶことはないであろうという原理)、クラブラウンジ入場権のあるお部屋や宿泊プランの比較、となるかと思います。
ラウンジでのフードプレゼンテーションの数が多ければ多いほど、お部屋にいる時間は減るので、お部屋やバスタブにこだわりがない場合はクラブラウンジプランの中から一番安いプランと部屋を選べばよいでしょう。
ラウンジでのフードプレゼンテーションの数が多ければ多いほど、お部屋にいる時間は減るので、お部屋やバスタブにこだわりがない場合はクラブラウンジプランの中から一番安いプランと部屋を選べばよいでしょう。
自分はバスタブの形状にこだわりがあるので(ユニットバスはなるべく避けたいので洗い場付きバスがベスト。洗い場付きバスがないのであればバスタブと別に、シャワーブースが独立しているところ。)、クラブラウンジに入場できるお部屋ごとの表示にして、お値段みながら広さとバスタブと、総合して選びます。
4. お部屋も食事も!派
本当はどちらか優先にしたいところですが、この2つに関しては「両方譲れない!」時が、自分でもたまにあります笑
そうした場合は「部屋ごと」「プランごと」両方比較しながら、部屋の種類と、2食付きのプランの有無や内容など、値段と照らし合わせながら総合的に判断していきます。
比較しているうちに、前出のクラブラウンジに目移りしてクラブラウンジ重視に乗り換えるケースもあるかもしれませんね。
5. プール・スパ重視派
(アマン東京)
たとえば夏のステイケーションなどにおいて「○○ホテルのプールに入ってみたい!」であるとか、寒い季節などでしたら、大浴場や温泉を有するかどうかという基準を設ける場合、女子旅の「ビューティー旅行」でスパやエステに力を入れているホテルを選ぶケースなどがこちらに該当します。
このパターンはすでにホテル選びの時点で、予約サイトや公式ページにて該当施設のリサーチが終わっているケースの他、
ホテルやお部屋など、ほかの基準でホテル選びをしたものの、プランを表示したら素敵なプールや、気持ち良さそうなアロママッサージつきのプランが出てきて、え、ここのプールこんな素敵なの!? だったら入りたい! ここのスパトリートメント受けたい! など「路線変更」するケース(これらの施設に力を入れているホテルの「戦略」にかかったケースですね笑)などが想定されます。
なんにせよ、こうした施設重視派のポイントは「一泊朝食プランに後からスパを単品で加える」のか、「スパ込みのプラン」にするのか、じゃないでしょうか。
ここは冒頭でもちらっと触れましたが、公式ページなどで、そのホテルでは本来プール・ジム・サウナが無料で利用できるのか、料金がかかってくるのか、基本事項の確認がまず必須です。入場が有料である場合、一泊朝食付きの格安プランと入場無料特典のついているプランとの比較、となるわけです。
スパトリートメントご希望の場合、初心者でしたら、スパメニューをみてもなんのこっちゃ、ですので、スパ付きプランに乗っかってしまうのも良いかもわかりません。
スパになじみのある方は、スパのメニューをひとしきり見てみて、どういったメニューを受けたいか、だと思います。
ちなみにスパマニアえりおの経験上、受けたいメニューが長時間でしたりマニアックな組み合わせでしたり、になってくるので、スパ付き宿泊プランの内容では物足りず、一泊朝食付きプランを予約したうえで、スパトリートメントを別個に予約するケースが圧倒的に多いです笑
以上、ホテル・宿泊プランの選び方を書かせていただきました。
<参考サイト>
★宿泊記総集編★《帝国ホテル 東京》「泊まらないとわからない」魅力満載でした!